【学習メモ】日本国憲法

憲法とは

 為政者(行政)の行動を制限し、国民の身・権利を守るための規定。その国がどのような考えを持っているかを表すもの。

 

立憲主義

 憲法が国の最高法規であり、為政者を含む全ての国民が憲法およびそれにより規定される法律に従うこと。

 

憲法と法律の関係

 憲法 = 国民が制定 / 為政者の行動を制限

 法律 = 為政者が制定 / 国民の行動を制限

 

日本国憲法成立背景

  1. 第二次世界大戦敗戦により、GHQが日本の非武装化を狙い、大日本帝国憲法改正を要求
  2. 松本烝治を中心に草案作成
  3. 草案内容がリーク。相変わらず天皇に権力を集中させる内容だったため、GHQが激怒。草案が提出される前に自ら草案を作成。
  4. 国内有識者、他草案を参考に、9日間で作成。提出。
  5. 国会で議論、修正(芦田修正)の上、成立。1945年11月3日公布、1946年5月3日施行。

 

憲法9条

〔戦争の放棄と戦力及び交戦権の否認〕
第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。

 1項により、日本は武力を保有できない。論理的には自衛権すら行使不可。つまり自衛隊憲法違反。しかし、2項の「前項の目的を達するため、」という記載により、「あくまで自分から戦争を吹っ掛けることはない」という解釈を行い、自衛隊の存在を正当化している。

 

所感

 憲法押しつけ論はいつの時代も存在する。「押し付けられた憲法だから改正しよう」という表面的な議論ではなく、中身を重視して、押し付けられたものであろうと中身に問題がないのであれば改正する必要はない。

 

 賛否両方の意見が(強く)存在する領域なので、短絡的に「〇〇であるべき!」と意見を述べるのは良くない。双方の意見を理解した上で、自分はどう思うかを決める必要がある。

 

 近視眼的な見方や表面的な見方で語るのではなく、「日本をどのような国にしたいのか」を中心に据えた上で、現在日本が置かれている状況を鑑みて修正内容を検討すべき。