緩くいこうぜ、人生長いんだ。

30代、適当に生きようぜ。

NANA MIZUKI LIVE HEROES 2023 -LIGHTNING MODE- 感想


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1月21日の土曜日、水樹奈々さんのコンサート『NANA MIZUKI LIVE HEROES 2023 -LIGHTNING MODE-』に参加してきた。

NANA MIZUKI LIVE HEROES 2023 (mizukinana.jp)

 

昨年からライブ活動を再開しており、まだ声出しはできないものの、席などは通常通り。

今回は21日:LIGHTNING MODE、22日:BLADE MODEという二つのコンセプトで開催。ファンならタイトルから大体察する通り、初日は『魔法少女リリカルなのは』シリーズの楽曲、二日目は『戦記絶唱シンフォギア』シリーズの楽曲が中心のセットリストとなっている。両アニメもファンには絶大な人気を誇っており、そのテーマソングを中心としているということで、かなりの期待感が寄せられていた。

私が参加した21日は、さらに水樹奈々本人の誕生日ということで、そちらもファン的には特別なライブということになる。

 

参戦した感想としては、懐かしいセトリが嬉しかった半面、若干盛り上がりに欠ける内容だった。

事前の予想の通り、いわゆる「なのは曲」を中心としたセットリストだった。なのは曲の多くは10年以上前の曲ばかり。私が水樹奈々にどっぷりハマって、毎日聴いていた頃の曲ばかりなので、とても懐かしい感じがした。個人的には、受験勉強の際に勇気をくれた『Don't be long』 としばらくライブで聴けていなかった『pray』が聴けて満足した。

同様の声は多く上がっているようで、ライブの感想を小耳にはさんだり、Twitterを見たりすると、「懐かしかった!」とか「高校時代を思い出した!」という声が多かった。多分30代以上にはドンピシャで懐かしいセトリだっただろう。

 

一方で、盛り上がりに欠けていたのは否めない。なのは曲は『Eternal Blaze』や『pray』など、ライブを盛り上げる定番曲が多い。一方で、BPMはそこまで速くなく、ドラマチックな展開の楽曲が多いので、一気に駆け抜けて爆発するような盛り上がりは出しにくい。しっとり系を序盤に持ってきて、盛り上がる系を後ろに持ってくることで尻上がりの構成ではあるものの、上がった尻の高さが物足りないというのが正直な感想である。

また、ダンス曲もバラードもあまりなく、とにかくなのは曲を沢山やることにフォーカスをした結果、逆に統一感を感じられなくなってしまったように感じた。

 

総じていうと、ライブとしては懐かしいものの、これまでのライブ体験を更新するものではなかった。もちろん、コロナ前のライブと比較するのは酷だし正確ではないが、コロナ後に開催したLIVE HOME、RUNNERと比較しても、今一つという感じ。

ただ、こういった2Days形式はある特殊形式ではあるので、「ベスト盤ライブ」という位置づけで捉えれば、これはこれで良いと思う。

 

ちなみに、昨日22日に開催されたBLADE MODEでは、予想通り『戦姫絶唱シンフォギア』シリーズの曲を中心としたセトリで、それはそれは大盛りあがりだったそうだ。

参戦した妻にセトリを見せてもらったら、「うわぁ、、、辛そう」という感じだった。