緩くいこうぜ、人生長いんだ。

30代、適当に生きようぜ。

自分にしかない価値

今年のテーマとして、「マネージャー(管理職)になる」ということがある。

一応去年までで「一プレイヤー(作業者)としては十分な働きができる」という評価をもらえているし、自分でもそんな感覚はあるので、今年はいよいよマネージャーになるための修業期間というわけだ。

 

マネージャーになるには、思考のOSを大きく変える必要があると考える。

これまでは一プレイヤーとして、自分のことだけを考えればよかった。自分がいかに成果を出すか。自分がいかにプレイヤーとして優れた存在になるかだけを考えた。重要なのは能力で、ある意味わかりやすい世界の話だった。

それがマネージャーになると、話が大きく変わってくる。自分ではなくチームや顧客のことを考え、チームで成果を上げることが求められる。数値化可能な能力的ではなく、数値では測れない人間性のような部分での能力が求められる。より多面的で、奥の深い世界に踏み込むのだ。

 

そんな世界に向けては、自分の考え方から帰る必要があると考えた。後ろばかりを見るのではなく、前を見る。自分を責めるのではなく、改善する。そんな大きな変革を伴う作業だからこそ、今年からこのブログを再開し、自分の考えや意見などを整理することにしたのだ。

 

マネージャーになるにあたり、一つ自分の中で見つけなければならないことがある。それが、「自分がどんなマネージャーになりたいか」ということだ。

自分は何で他者に価値を出すのか。自分がマネージャーでいることで、どんな影響を及ぼすことができるのか。

正直、そんなこと知るかい!という感じだが、確かにこれがないと、自分が目指す方向というものが上手く定まらない。そして、定まらないと、部下は自分を信頼することはできない。

 

とはいえ、じゃあ自分には何ができるのかと考えると、何も思い浮かばない。

論理的な思考力ではAさんの方が優れているし、行動力もあるわけではない。誰とでも仲良く話せる感じでもないし、超冷徹ということでもない。なんというか、中途半端で特に特徴のない人間だなぁという感じだ。

年が明けてから、そんな自分と向き合ってきて、最近一旦の仮説として考えているのが、自分の価値は「成長すること」なのではないだろうか、ということだ。

 

つまり、自分はマネージャーとして何か秀でたものは何もない。というか、マネージャーになってからも上手くいかないことだらけだと思う。でも、だからこそ、そんな自分が毎日何かを感じ、学び、少しずつ成長していく様を部下に見せること自体が価値になるのではないだろうか。

 

私はこうやって毎日ブログに何かしら書いているくらいの人間だ。

つまり、毎日何かしら考えている。勝手ながら、ここまで一日の中で色々考えている人は、なかなかいないのではないだろうか。

であれば、一日の中であった出来事から、何を自分が学び、どう行動に結びつけるかということは、自分しか考えていないのかもしれない。そうだとすると、その考えたこと、そして考えるということ自体が、自分にしかない価値なのではないだろうか。

 

いや、ブログも再開したばかりで、まだ今年も一月しか経っていないのに何を言っているのかという感じだが、一旦はそういうことにしておいても良い気がする。

それで少しやってみて、違うなら違うで修正すれば良い。まだまだ時間はあるのだから。

一方で、それでいけそうなら突き進めば良い。きっと一年後には、何か大きな変化が起きていることだろう。

 

もうすぐ一月が終わるが、まだまだ一年は始まったばかり。これからを楽しみにして、今日も少しでも成長していこう。