【投資】2023年2月1日FOMCを踏まえての戦略
日本時間2月2日の未明、米国の連邦公開市場委員会(FOMC)による定例会合が開催された。
今回の結果のポイントと、それを踏まえての私の戦略を書く。
米連邦公開市場委員会(FOMC)は1月31日-2月1日に開催した定例会合で、主要政策金利を0.25ポイント引き上げることを決めた。FOMCはインフレ抑制に向けた取り組みを続けているが、そのペースを減速させた。一方、今後さらに複数回の利上げが適切になるとの認識も示した。
FOMC、0.25ポイントに利上げ減速-さらなる引き上げが適切に - Bloomberg
【ポイント】
- 昨年から0.75%と急ピッチで進めていた利上げペースを、0.25%と通常のペースに減速
- インフレは「幾分和らいだが、依然として高水準」
- インフレ率を目標である2%に落ち着かせるためには、「さらにずっと多くの証拠が必要」であり、景気抑制的な政策(=利上げ)を「しばらく」続ける必要がある
【推測】
- 今後FRBは利上げ(恐らく0.25%)を数回実施。その後は金利を据え置き。どこかのタイミングで利下げ転換。個人的には年内は金利を維持し、24年から利下げすると考える
- 現在米国は逆業績相場に入りつつあるので、業績面から株価は下落。一方で、インフレ率がガクっと下がれば、利上げ停止確率が上昇し株価が一気に上がる。それに対してFRBが抑制する形でリアクションするという構造がしばらく続く。なので、相場としてはレンジ相場がしばらく続くと考える
- 金利上限がほぼ見えたので、国債価格は底打ちの可能性がある
【戦略】