奈良時代は天武天皇(天智天皇の弟)の流れで完結する。
藤原京で完成した律令国家を平城京でさらに強化する時代。
聖武天皇の時代には、仏教が国家宗教として厚く重用された。
結果、道鏡のように天皇に近づくくらい力を持つ僧侶も現れた。
男性天皇の後に女性天皇が中継ぎを担うことが多いが、その際に必ず藤原氏かそれ以外の人物が権力を裏で握っている。(女帝はそこまで力がなかったのかも)
- 奈良時代
- 8世紀
- 文武天皇
- 天武・持統天皇の孫
- 藤原京で律令国家を完成
- 藤原宮子
- 藤原不比等の娘
- 大宝律令を編纂
- 遣唐使派遣
- 白村江の戦い以降唐とは対立
- 元明天皇
- 文武天皇の母
- 文武天皇の子供(聖武天皇)が即位するまでの中継ぎ
- 藤原不比等の意向
- 平城京遷都
- 飛鳥から離れて天皇の力を高めるため
- 和同開珎
- 古事記、日本書紀完成
- 天皇を中心とした国作りを推進
- 元正天皇
- 元明天皇の娘
- 長屋王(天武天皇の孫)が中心
- 三世一身法
- 聖武天皇
- 光明子(藤原不比等の娘)
- 皇族外で初めて皇后になる
- 長屋王の変
- 藤原四子
- 橘諸兄
- 吉備真備、玄昉など唐からの学者を重用
- 藤原広嗣の乱
- 墾田永年私財法
- 土地不足
- 公地公民制の崩壊
- 財力のある寺院や豪族が利用→荘園の増加
- 鎮護国家
- 大仏建立の詔
- 行基
- 次々と遷都
- 最終的に平城京に戻る
- 孝謙天皇
- 聖武天皇の娘
- 大仏開眼供養
- 藤原仲麻呂(藤原不比等の孫)
- 光明皇后(聖武天皇の妻)の甥
- 重用による権力
- 孝謙天皇を裏で操る
- 橘奈良麻呂の乱
- 淳仁天皇
- 藤原仲麻呂
- 恵美押勝に名前を変更
- 光明皇后死去によりパワーダウン
- 孝謙太上天皇
- 道鏡を重用
- 天皇 vs 上皇
- 淳仁天皇・恵美押勝 vs 孝謙太上天皇・道鏡
- 恵美押勝の乱
- 恵美押勝死去
- 称徳天皇
- 孝謙天皇の重祚
- 道鏡が法王にまで昇進
- 宇佐八幡宮神託事件
- 道鏡が天皇になるべきか神託を得る
- 和気清麻呂
- 皇族以外は天皇になるべきではない
- 別部穢麻呂に改名、鹿児島へ流される
- 称徳天皇崩御に伴い力を失う
- 光仁天皇
- 天智天皇の孫
- 称徳天皇には後継ぎがいなかった
- 平安時代から天智天皇系に移る