緩くいこうぜ、人生長いんだ。

30代、適当に生きようぜ。

自分で選んだこと

先日、自分が今やるべきことを整理した記事を書いた。

自分が今やるべきこと - 緩くいこうぜ、人生長いんだ。 (hatenablog.com)

 

その中の以下部分にとても引っかかっている。

人生の中で自分が決めたことといえば、高校時代の部活、アニメ好きになったこと、水樹奈々が好きなこと、アルバイト先、妻との結婚、ボルダリングを趣味にすることくらいである。しかし、それらは確かに、自分で選んだからこそ、熱中し自分の時間と労力の全てをかけている気がする。逆にそれ以外は、正直どうでも良い気持ちで生きてきた。

この部分は事前に考えていたわけではなく、書きながら考えて出てきたものなのだが、確かにそうだと納得した。確かに自分は、これらのことに熱中した。

高校時代、自分でフィールドホッケー部を選択し、朝の6時から夜の8時まで練習に明け暮れた。

途中で当時放送していた「涼宮ハルヒの憂鬱」に衝撃を受け、アニメオタクになった。毎クール全アニメを観て、とても充実した日々を過ごした。その中で水樹奈々を好きになった。

その後、諸般の事情でホッケーを離れ、大学受験をすることになった。受験自体はホッケーへのエネルギーの受け皿となったことや、勉強自体が楽しかったこともあり、多いときは毎日15時間くらい勉強した。

大学受験成功後、自分で選んだアルバイトは週4日もしシフトに入り、一時は扶養が外れるほどに働いた。大学生ながら、バイトリーダーにもなった。

そして、妻と結婚した。結婚後は妻と一緒に水樹奈々のライブに毎年行き、日本中を飛び回った。ただただ楽しかった。

そして、数年前にボルダリングに出会い、今では生活をボルダリング中心に設計するほどのめりこんでいる。

 

これらは全て、自分が自分の意志で選択したことだ。だからこそ、自分の内からのエネルギーを注ぐことができ、熱中できた。

一方で、身が入らなかったことと言えば、以下なんかがある。

  • 大学時代の軽音サークル:楽器自体高校生の頃に人に頼まれてやったものだったので、全然身が入らなかった(楽しいは楽しかった)
  • 最初の会社の最初の案件:就活自体親から言われてやったもので、最初の案件も自分で選んだわけではないので、ものすごくしんどかった
  • 最初の会社の最後の案件:自分の意志と異なる案件にアサインされた。テーマは面白かったので興味はあったが、進行上様々な問題もあり熱が入らなかった
  • 現在の会社の最初の案件:とにかく意志の強いお客さんで、こちらの言うことなんか聞きもしない、常にYesと言っていれば良いような環境だったので、つまらなかった

やはりどれも、自分で選択していないものばかりだ。

 

私に限ったことではないのだろうが、自分の意志で選択したことは、そこへのエネルギーのかけ方が違う。ただ言われてやるだけではダメなのだ。

一般的には、これを「自分事にする」というのかもしれないが、それよりも単純に、「これは自分が選んでいる」という感覚が大切なのだろう。今やっていることは、自分で選んだことか?自分がやりたいことか?を常に問い続けるのだ。

ただ、世の中そんなに甘くないのも事実。自分がやりたいことだけをやれるとは限らない。例え自分で選んだことではないにしても、その中でも自分が選べることを探して、選んでいくことで、やらされ感は減っていくのかもしれない。

 

この辺の感覚は、もしかしたら自分が大切にしたい価値観なのかもしれない。これからさらに深堀りしよう。

やっぱ書いてみることって大事だなぁ。。。