妄想癖を直したい
妄想癖がある。
ふとした時にありもしない場面を想像して、独自の物語を創ってしまう。
例えば曲を聴いている時、自分がアーティストのようにステージで歌っているシーンを想像してしまう。
例えば嫌な人と会う時、その人の気に入らない部分をまくし立てて悦に浸るシーンを想像してしまう。
逆に悪い妄想も多い。
何か一つでも悪いことがあると、それを誇張させた最悪のシナリオを想像してしまう。
誰かに怒られてたり注意されると、その人はずっと自分を悪いと思っていると想像してしまう。
これは全て妄想。現実ではない。
だから当然、良い妄想も悪い妄想も含めて、実現することはない。
それでも妄想をしてしまうのは、きっと物事を自分の想い通りにしたいからなんだと思う。
自分が悦に浸る系の妄想は、「ちやほやされたい」「目立ちたい」という欲求があるのだと思う。
悪い妄想は、「自分を悲劇のヒロインにしたい」「被害者ぶりたい」という欲求があるのだと思う。
全部、現実の自分から目をそらして、「自分が思うあったら良い自分」を想像してマスターベーションをしているだけなのだ。
最近はやりの異世界転生ものに似ているかもしれない。
書いたとおり、これらは全て妄想。
だから現実になることはない。
であれば妄想するだけ無駄だし、悪い妄想によって落ち込んだり不安になることなんてもっと無駄だ。
妄想をなくそう。
現実を見よう。
自分が抱える欲求を受け入れて、妄想したら「妄想している」と声をかけて捨て去ろう。
妄想を妄想で強化させてはいけない。
妄想は妄想だ。
現実を見よう。