一冊の本から得られる学び
最近、毎日『反応しない練習』を読んでいる。
本自体は既に過去2回くらい読んでいて、メンタルが辛くなった時にかなりお世話になっている。
今は、毎日読んでいる。
本当に、毎日。
読み終わったらまた初めから読み直すということを毎日繰り返している。
なのでこの一週間で合計4周した。
それくらい面白いのかと言われるとそうではない。
毎回新しい学びがあるからだ。
例えば、今週最初に読んだときは、『「慢」に気を付けろ』というところが響いた。
二回目は、『反応する仕組み』に興味が及んだ。
三回目・四回目は全体を通じて存在する『受容』というキーワードに興味が向いた。
読むたびに新しい学びがあり、自分の過去の言動を振り返ったり、これからのあり方を考えたりする。
だから、この一冊の本から得られる学びは1,500円程度を優に超える。
人生を通じて重要な学びが得られている感覚だ。
正直、それはこの本がすごいということではなく、「原始仏教がすごい」の方が理由としては大きいと思う。
でも、その原始仏教を分かりやすく、日々の生活に落とし込めるレベルで書いているこの本は、やはりすごいし間違いなく良い本なのだ。
とりあえず10周はする予定で、何なら年内はずっと読んでいた方が良いのではないかと思っている。
それくらいこの本から得られる学びは大きいし、今の自分にとって貴重だ。
これまで多くの本を読んできたが、ここまで繰り返し読む本は初めてだ。
もしかしたら、これまで出会ってきた本の中でも同じようなレベルの本があるのかもしれない。
今一度、一冊から得られる学びを最大化するために読み直してみても良いのかもしれない。