可哀想な人
昨日仕事をしている中で、なかなか可哀想な人と接した。何が可哀想かというと、相手(彼から見れば我々)の意図を理解しようともせず、自分が言いたいことを言いたいように言うのだ。一言で言えば、「なんでそういうこと言うかなぁ」という人だ。
もちろん、我々の伝え方が悪かったこともあるだろう。それはそれで反省するとして、事を複雑にしているのは確実に彼なのだ。何をどうすれば物事が解決するかを考えず、ただ言われたことに反応し、自分の主張を繰り返す。(なんだか書いていると、ただのクレーマーのように思えてきた)
その人との会話を眺めていて(チャットでやりとりしていた)、なんだか可笑しくなってしまった。
「この人は、なんでこんな言い方をするんだろう???」
「こうやって話すことで、物事が解決すると思っているのかなぁ」
「別にこっちが間違っているなら、それを明らかにすれば良いだけじゃないか」
振り返って書いてみても、やはり理解できない。
別に自分の方が優れているとは思わない。ただ、同じ状況になったら、私なら相手と自分の主張を整理して、解決する術を考える(というか、何故か実際私がそこまでやった)。
そんなこともせず、ただ自分の主張を繰り返して相手のせいにするのは、なんというか、可哀想だし子供だなと思った。
昔の自分だったら、きっと「わぁ…どうしよう…。」と大きく落ち込んだり、怖がってしまっていただろう。
だが今は、逆にその人を可哀想だと思える。自分が間違えている可能性もあるが、それならそれで明らかにすれば良いと思える。そんな可哀想な人に、大切な自分の時間を取られるのは全く持って無意味だし、そんな無駄なことにエネルギーを使うなら、さっさと解決して早く帰ろうぜという感じだ。
いやぁ、自分も成長したなぁ。
ちなみに、明日その人と打ち合わせだが、まぁ、なんとかなるだろう。
なんとかならんことなんて、きっとないのだから。