緩くいこうぜ、人生長いんだ。

30代、適当に生きようぜ。

マネージャーとして何をすべきか

 

4月から一緒に新しい案件を担当しているメンバーが、今週に入ってずっと休んでいる。メンタル不調ではなくただの風邪。咳が止まらないとのことだがコロナではない。我々委託先はリモートワークができない環境なので、このご時世のこともありお休みをしている次第だ。

 

体調不良でお休みをするのは全く構わない。しかし、さすがに三日以上連続となるとなかなかこちらも厳しいものがある。

現在私はこの案件ともう一つの案件を見ている。昨日投稿したように、こちらの案件は緊急度の高いタスクが多く、もう一つの方は計画が大切な案件だ。だから、どれだけ後者の計画を立てていようと打ち合わせが予定されていようと、前者の緊急タスクが入ってしまったら優先度を変更せざるを得ない。


こういった背景もあり上記の記事を書いたりしているのだが、正直しんどい。日中は緊急タスク対応に奔走しながら予定されていた打ち合わせになるべく出る。定時後にようやくタスクが落ち着くので、計画系の作業を何とか巻き返す。今週に限って言えば、完全に二人分働いていたと言って過言ではない。「たかが三日で何を」と言われるだろう。それは私も思っている。しかし、やはりいきなりその状況に放り込まれると心身ともにかなり堪えるものなのだ。

 

こういった状況なので、メンバーの方にはしっかりと休んでもらいたいと思うと同時に、いい加減出社しろよとも思ってしまう。ぶっちゃけ発熱していないなら何とかなるんじゃね?とか、どの程度咳が出ているか分からないけど完全に治ることなんてないんだからちょっとは無理しろよ、とか。

もちろん、本人には言わないし言えない。私もそんなこと言われたら嫌だ。でも、心の中ではそういったことを思ってしまう。

 

私も人間なので、個人としてはそういったことを思って仕方ないと思う。でも、マネージャーとしては失格だ。マネージャーとしては、メンバーをしっかりと守ったうえで仕事がきちんと回るようにすべきだ。そのためには日頃からリスク対応策を考えておくとか、作業状況を把握しておくとか、自分のタスクを柔軟に変更するとか、色々な方策を考えて実行しなければならない。

「個人としてどう思うか」と「マネージャーとして何をすべきか」は相容れないし、仕事をする限り、前者はなるべく影を潜めさせるべきなのだろう。そう考えると、私はまだまだ個人の比重が大きい。マネージャーとして成長するには、ここを上手にコントロールできるようにならないといけない。

 

ということで、今週はなかなか大変だししんどい一週間だ。でも、だからこそ色々なことを学べていると思う。ただ「しんどかった~」だけではなく、こうやって色々なことを学べている限り、どうにかこうにか頑張ろうと思えるのだ。