サイの角のように生きる
最近どうにも流れが良くないなぁと思い『反応しない練習』を再読したら、一ページごとに心に刺さる言葉があって、本当に反省した。
原始仏教を生活にインストールすると言いながら表面上しかできておらず、実際には感情や慢心に埋もれてしまっていたようだ。
改めて、『反応しない練習』と『ブッダの言葉』は何回も通して読んで、考え方を心に刻み付けたい。
仏教を本気でインストールしようと思うと同時に、自分の心にはいつまでも甘え、依存心があるのだと痛感する。
ここ最近流れが悪いのも、自分が他人や組織に依存してしまっていることが大きい。
例えば「マネージャーになる」という目標に対して執着してしまったがあまり、現マネージャーより自分の方が優れていると思ってしまったり、どうすれば自分が評価されるかに目線が寄ったりしてしまった。
組織で生きる以上、自己アピールなどは大切ではあるが、それが本質ではない。
組織で認められたからなんだというのだ。
現マネージャーより自分の方が本当に優れているのだろうか。
それは組織に依存し、自分の優位性を証明したいという承認欲求と、自分のことしか考えない慢心以外の何者でもない。
本来やるべきは、組織がどうとか関係なく、自分自身がどうあるかを振り返り、道を外れないように生きることだ。
そこには、組織がどうとか現マネージャーがどうとかは関係ない。
まさにブッダが言うように、サイの角のような生き方だ。
そのような考え方ができていなかったことが大きな反省だし、これからの人生で最も重要になることだと思う。
組織に属する以上それができないというのなら、私が組織から抜けるしかないのだろう。
サイの角のように生きる。
良い言葉だ。
決して孤独という意味ではなく、自立した人間として生きていくことを目指して、私もサイの角のように生きよう。
感情と向き合う
最近どうにも上手くいかないというか、なんか流れが悪い感じがしている。
なんでだろうとふと立ち止まって考えてみたら、自分が感情に振り回されているからだと気づいた。
より具体的に言うと、特にプライベートあるいは自分自身に関することにおいて、良く考えずに感情に振り回されたままに発言・行動してしまっているために、意図しない悔過になったり、流れが悪くなってしまっているということだ。
この時の感情は、怒りや喜びなどの大きな感情ではない。
漠然とした不安や居心地の悪さなどの些細なものが多い。
でも、それを感じた際にすぐ解消しようとその先が描けないまま行動してしまうため、自分が思っても見なかった方向に物事が進んでしまう。
さらに、行動を取る前に勝手に自分の中で「こうなってほしい」という願望を持ったしまうので、現実がそれに沿わないと裏切られたような感覚になり、さらに傷ついてしまう。
要は、独り善がりの行動をして勝手に傷ついてしまっているのだ。
感情は大事だ。
それを押しつぶしたり否定する必要はない。
でも、自分の感じ方と相手の感じ方はイコールではない。
だから、自分の感情しか見ずに行動することはリスク以外の何物でもない。
感情と向き合い、コントロールする。
そのために瞑想をしている。毎日振り返りをしている。
そのおかげで、仕事中は大分コントロールできるようになってきた。
でも、直接自分に跳ね返るプライベートの面ではまだまだ意識が及んでいないようだ。
事実、この振り返りも仕事の話が大半で、プライベートの話がない。
つまり、私の中でそこは触れたくない部分なのだろう。
仮に今失敗したとしても、これから直せればよい。
これからの人生の中で、自分の感情とはずっと向き合い続けるのだから、長い目で付き合い方を身に付ければ良いのだ。
おすすめASMRクリエイター3選
かれこれ5年以上、ASMRにはまっている。
ASMRとは、"Autonomous Sensory Meridian Response"の略語。
正式な日本語はないが、「自律感覚絶頂反応」と訳される。
絶頂とか書くとなんかエロい方面の言葉に聞こえる。
実際そっち方面でもかなり発展はしているのだが、私はそうではなく癒しの目的でよく聞いている。
特に耳かき音やタッピング音などは耳がふさがられる感覚が心地よく、仕事をしたり本を読んだりするときによく聞いている。
今この記事を書いている時も、ASMRを聞きながら書いている。
そんなわけで、色々なSMRクリエイターの作品を聞いてきた私が、おすすめのクリエイターを3名紹介しようと思う。
是非一度聞いてみていただきたい。
まこと。
個人的に現在YouTubeにいるクリエイターの中で断トツのクオリティ。
動画サムネにある通り機材に相当のコストをかけているようで、音質のクオリティがめちゃくちゃ高い。
声もかわいく癒されるのだが、癒しメインのためしゃべりは控えめ。
睡眠導入にに聞くと間違いなく寝落ちする。
ちなみに、ニコニコ及びファンクラブの方は相当過激な内容になっている、、、
沙汰ナキア
音質ももちろん良いのだが、声が素晴らしい。
ささやき声がかなり優しく声質も良いので、雑談配信をいつまでに聞いていられる。
ショート動画で出しているシリーズも、新しい音の可能性を広げているのが面白い。
しゃべりが多いので、睡眠には向かないかも。
高倉むき
ゴリゴリ耳かきやらせたら日本一と言っても過言ではない。
シチュエーション系も怪しい感じになり切らない程度でシナリオを作成しているので、邪念なく聞くことができる。
そして何よりもゴリゴリ耳かきのクオリティがものすごく高い。
ちょっと耳への刺激は強いががっつり聞きたいときにはおすすめ。
ただ、最近全然投稿していないので早く戻ってきてほしい。
以上、おすすめのASMRクリエイター3選を紹介した。
個人的には、どれだけ他のクリエイターを探しても、この3名に勝る人には出会っていない。
これから先、もっといろいろなASMRに出会えることを楽しみにしている。
是非皆様も一度、聞いてみていただきたい。
調子の悪い日
昨日は、まぁとにかく調子が悪かった。
恐らく今年一番頭が働いていない。ずっと頭に靄がかかったような状態で、多分本来のキャパの2割程度で仕事をしていたように思う。
だから、メンタルコントロールも上手くできなくて、結構他責思考かつ感情に捕らわれてしまっていた。
梅雨に入ったばかりだからある程度仕方ないが、本当にひどい一日だった。
大体、そんな日に限って良くないことは起こる。
まず休み明けなのでメール等に追い付けない。
追い付いたと思ったら新しい作業が降ってきて対応に追われる。
ようやく終わったと思ったら指摘が入る。
でも、あ球が動いていないから指摘が上手く理解できない。
いやー、なんか本当にしんどい一日だった。
先週まではかなりイケイケというか、エネルギーと自信に満ち溢れて仕事をしていたことを考えると、その落差が大きい。
振り返ると、先週までは多少傲り高ぶって、ある意味で感情に飲まれていたところもあるのかもしれない。
自分がイケている時は調子が良く、悪くなると途端にダメになる。
そんな並のある人間は良くないなと反省した。
また、ちょっと調子が良いからって傲って調子に乗ってしまう自分を恥ずかしく思った。
もっと謙虚に、冷静に生きられる人間になりたい。
この件を振り返って思うのは、もしかしたら自分の本来的な性質は、かなり人間として難ありなのではないかということ。
感情に捕らわれ、調子に乗って周りが見えなくなる。そうなっていることに気付かず、自分が上手くいかなくなったタイミングで気付き、恥を知る。
そんな恥ずかしい人間なのかなと思ってしまう。
人間なんてそんなものだ、ということもあるだろうが、であればもっと自分で自分をコントロールできるようになりたい。
謙虚で冷静で優しい心を持った人間に。
かなり疲れている
先週あたりから、間違いなくかなり疲れている。
土日は終始機嫌が悪く、感情的になってしまっていた。
体の奥に疲れが残っており、肉体的にもダルさがある。
そして本日、久々に「あ~仕事行きたくねぇなぁ」と思ってしまっている。
疲れていると他責思考になる。
自分は疲れていて休みたい。なのに、当然仕事ややることはあるので休めない。
すると、「なんで自分ばかり」と他の人を恨んだり攻撃したくなる負の感情が大きくなる。
以前書いたように、他責思考は百害あって一利なしだ。
他責思考に陥ってしまっているということは、自分のメンタルコントロールが上手くできていないということだ。
だから、自分でどうにかするしかない。(ここまで他責思考にならなくて良かった)
先週の金曜日はお休みだったので、むしろ回復していてしかるべきなのだが、そうではない。
なぜだろうか。
個人的な見立てでは、最近自分の周りで「自分の想い通りになること」が少ないからではないかと思っている。
例えば仕事では、タスク量を自分でコントロールすることはできない。進め方はどうにかできるにしても、早く帰りたい日に帰れないということが多い。
育児なんかその最たるもので、子供はこちらの言うことなんか聞くわけがない。いくら私が朝の時間を一人で過ごしたいと思っても、子供が起きてきて邪魔されてしまう。とにかく静かにできない。
休みの日にカウンセリングで話したことも、結局「自分ではどうにもできないところまで気を付けよう」ということなので、やっぱり自分の想い通りにならない。
私はきっと、自分の思い描く理想の一日・人生のようなものがあって、それを生きたいのだと思う。
でも、当たり前だがそんなことできる訳もなく、そのギャップに疲れてしまっているのかもしれない。
であれば、私の考え方を変える必要があるのだろう。
世の中自分の想い通りにいくことなんか少ない。それを求めてストレスを感じるなら、そんな考え方捨ててしまった方が良い。
ちょっと立ち止まって、自分の心と対話する必要がありそうだ。
自分は今何を求めていて、何にストレスを感じているのか。
しっかりと聞いて、明らかにしていこう。
自分の身は自分で守る
先日カウンセリングに行って学んだことを雑に記録する。
組織とはつまるところ人間の集まりだ。だから、組織の中で誰がどのような影響力、つながりを持っているのかが最も重要ということだ。
組織で生きるうえでは、きっとこういう思考とそれを乗りこなす技術が必要なのだろう。
それが嫌なら、独立して個人でやるしかないのだろうな。
自分の身は自分で守る。
とても深い言葉だ。
■良い点
- マネジメントの考え方を習得してきている
- 他責思考から自責思考に切り替わったのが大きな転換点
- 2023年初頭から比較すると、相当大きな思考の変化が起きている
■気を付けるべき点
- 他人を無条件に信用しない
- 他人は自分が思っているほど良い人でもないし、善意に満ちていない
- 結局みんな自分のことを一番に考える(私も同じ)。だから、他人が私に都合が良いように動いてくれるとは期待しない方が良い
- 組織の中で敵を作りたくないなら、誰が誰とつながっているかを見極める力を身につけるべき。それがないで誰にも同じように接していると、特に悪い情報なんかはすぐにあらぬ方向に曲解されて、損をしたり梯子を外されたりすることになる
- 人と人のつながり、パワーバランスなどを総合的に俯瞰して眺めるシステマチックな見方が重要
- いくら小さな企業でも、人と人が集まっている限り「組織」の力学は働いてしまう
- 「人を信用するな」とは言わないが、常に裏切られる可能性は考慮しておいた方が良い。上下左右同じ。
- 自分の身は自分で守る
もっと手軽にカウンセリングを活用しよう
先週の金曜日、会社をお休みしてかかりつけのカウンセリングに行ってきた。
このカウンセラーさんとはもう5年以上の付き合いで、私が前職で休職した時からお世話になっている。
休職中は毎週通って過去のことを清算したし、復職後も月一程度のペースで通った。
かなり精神的に安定してからは年に一回行くか行かないかくらいだったのだが、今年は3か月に一回通っている。
今年に入ってから通う頻度が上がったのは、別にメンタルがダウンしたからではなく、自分の定期健診のような目的だ。
約1.5時間、自分の現状や出来事、その時思ったことをばーーっと話す。これだけでも十分すっきりするのだが、そこにさらに客観的な意見をもらう。
例えばこの前は、GW前からの出来事とそれにより自分が学んだことを話した。
チームを持つようになったこと、考え方が変わったことなどを話すと、「Mocharionさんは他責思考から自責思考に切り替わりましたね。マネージャーを目指す上で重要なターニングポイントだと思います」と言ってもらえた。
合わせて、「でも、まだ優しいというか、人をフラットに見切れていないので、そこはもっとシビアに見る目を養うのが良いと思います」とも助言をもらった。
自分が思っていたことを客観的に言語化してもらえるのはありがたいし、それに助言をもらえるのはさらに貴重だ。
マネージャーを目指す上で、自分の思考の変化を客観的に見るのに大変役に立っている。
カウンセリングと聞くと、メンタルがダウンしてから通うもののように思える。
もちろんそれもそうなのだが、そうなる前に、もっとフラットなタイミングで通っても全然良いと思う。
むしろそっちの方が予防になるので良いのではないかとすら思う。
皆日々色々なことを思っている。
でも、それを言い出せないからストレスを抱え、最終的に病んでしまう。
赤ちょうちんの下で不毛な傷の舐めあいをするくらいなら、お金を払ってプロに話して助言をもらう方がよほど良いのではないだろうか。
もっと気軽にカウンセリングを活用すればよい。
そうすれば、きっともっと前に向きに日々を生きられると思うのだ。