緩くいこうぜ、人生長いんだ。

30代、適当に生きようぜ。

自己分析をやってみよう

 

予備校講師の林修先生が、以前何かの番組か動画で以下のようなことを言っていた。大分うろ覚えだがこんな感じ。

仕事に関して、①好きか嫌いかと、②得意か不得意かの二軸で、四象限に分けて考えると分かりやすい。そうすると、以下のように分類できる。

A. 好きで得意

B. 嫌いで得意

C. 好きで苦手

D. 嫌いで苦手

この中で、一番目指すべきは当然Aだが、次点で目指すべきはBだ。

多くの人が仕事を「好きか嫌いか」で選ぼうとする。そのため、Aの次はCを選ぼうとするが、それは間違いだ。

仕事とは、顧客に価値を提供するものだ。提供者がその仕事を好きか嫌いかなんて、顧客からすればどうでも良い。

一方で、同じ価値を出すためには、苦手なことよりも得意なことの方がかかる時間が短くて済む。であれば、仮にAがなかったとしてもBを選び、空いた時間でAを見つければ良いのだ。

だから、仕事を選ぶ際にはまず自分が得意かどうかを軸に判断した方が良い。

 

これは、かなり自己分析に使えるのではないかと思う。なぜかというと、行動と感情の両方に着目しているからだ。

自分自身を深く理解するには、客観性と主観性の方法が必要だ。どちらかに偏ると、多面的な事故というものの輪郭がぼやけてしまう。この考え方は、好き/嫌いで主観を、得意/不得意で客観をカバーしている。その組み合わせを考えることで、主観と客観両側面から自己を描くことができる。就活生や転職を考えている人の棚卸に有効な考え方だと思う。

 

 

私自身はというと、数年前にこの考え方に出会ってはいただが、当時はそこまで深く理解できていなかったし、色々あって実践するエネルギーもなかった。ということで、良い機会なので自分について整理してみよう。各セクションについて項目を羅列して、その共通点やそこから言えることを考えてみる。

 

好きなこと(趣味・そのために時間とエネルギーを割こうと思えること)

  • 一人で過ごす静かな時間
  • ブログを書くこと
  • 仏教の考え方を学び、実践すること
  • 読書(考え方・生き方に関する本が多い)
  • ボルダリング
  • 筋トレ・ストレッチ
  • 歌を歌うこと
  • 絵を描くこと(最近始めたばかり)
  • 家計管理(資産が増える仕組みを作ってそれを観察・改善する)
  • 英語でのスピーチ
まとめ

自分の生活や生き方に関して理想を追い求めることが好き

 

嫌いなこと(できればあまりやりたくないこと)

  • 人が多くてうるさい場所に行く・長時間いること
  • 事務作業(確定申告、社内申請とか)
  • 営業活動
  • 他人に合わせること(他人のために自分の理想やスタイルを曲げること)
  • 飲み会などのお店選び、スケジュール調整
  • 複数人で行く旅行・遊びのプランを考えること、イベントの企画
  • 行動を細かく指示されること
  • そこまで興味がないことに時間を使う、待つこと
まとめ

自分以外のモノ(人・書式など)に自分の行動を制限されることが嫌い

 

得意なこと(人から見られることなく、長くやっていて苦じゃないこと)

  • 行動の習慣化と継続(早起き、毎日同じものを食べる、ストレッチする、字の練習をする、筋トレするなど)
  • 整理すること(部屋、モノ、課題・計画、家計簿をつける)
  • 内省・振り返り(自分がどう感じているか、考えを探って明らかにする)
  • 英語でのスピーチ
  • 論点を整理すること
まとめ

ぐちゃぐちゃしている物事を整理してなるべくシンプルにすることが得意

 

苦手なこと(時間がかかかる、面倒だと感じること)

  • 相手の考えや気持ちを想像すること
  • 相手に合わせて動くこと(外部の出来事を想定して自分の戦略を立てて変更する)
  • リサーチ・情報収集
  • 説明書やよく読むこと
  • 事務作業(確定申告、社内申請とか)
  • 飲み会などのお店選び、スケジュール調整
  • 複数人で行く旅行・遊びのプランを考えること、イベントの企画
  • 細かい部分を調べる・確認すること
まとめ

整理できないものに合わせたり、整理できない/された後の具体的な事象に取り組むことが苦手

 

こうやって書いてみると、かなり自分のことが分かりやすくなる。

一言でいうと、私は自分の理想を追い求めるタイプの人間らしい。それは物事をきちっと整理するという得意につながる一方で、整理できないこと、特に人間関係に苦手意識を持っているということにもなる。

ここまで見えてくると、逆にではどうすれば良いかを考えられるようにもなる。

うーん、なかなか面白い。

 

是非皆さんも、折に触れて自己分析をやってみていただきたい。

きっと新しい発見があることだろう。