今月の振り返り(2023年5月)
今月は本当に学びの多い月だった。その一方で、今年一大変な月と言っても過言ではないかもしれない。
今月一番学んだことは、「人や状況を客観的に見て自分の行動を変える」ということかと思う。
現在案件を二つ抱えているということは何回か書いている。そして、そのいずれでも、私は自分の社員・お客さんを含めて数人を抱えている状況だ。
しかも、抱えている人の年次が大半若く、まで自分で全てを自走できるわけではない。
ある人は専門領域は自分で走れるが、他は動けない。ある人は自走はできるが視野が狭い。もう一人は自走しようとしているがスキルと理解が追い付いておらず道を踏み外しやすい。
自分ならパッと考えてパッと動けることが、彼らにはできない。
見たり話したりしていてると、「自分でやった方が速いのにな。。。」と思うことが多々ある。
でも、それをしては彼らの成長につながらない。
私は自分で対処するのではなく、彼らを支え導く必要がある。
そのためには、彼らがどんな人なのか、今どんな状況なのかを客観的に見て、適切な接し方を使い分けなければならない。
細かく指示をするのか、相談に乗る程度で良いのか。先に落とし穴が無いか、他に考慮すべきことはないかなど、彼らが進みやすいように私が道を整備してあげる。
でも、整備しすぎても良くない。人は失敗してつまずいて初めて学ぶからだ。
だから、人と状況を見てある程度構えておきながら様子を見守る。
そして、ピンチになったら自分が出動する。
そんな立ち回りを意識している。
だから、毎日頭の切り替えが目まぐるしい。
こっちの案件の状況を把握して指示を出して、すぐ別の案件のミーティングに参加する。
その内容を整理して指示を出して、また別の話をする。
ようやく作業をしようと思ったら声をかけられて相談し、話を聞いて指示をする。
まだまだ自分の頭のキャパシティと回転力、指示力が弱いことを毎日痛感している。
今年の冒頭は、自分一人で一つの案件を専任で回していたことを考えると、大きく状況が異なっている。
初めての経験だらけなので、脳への負荷が高く、かなり疲れている。
でも、嫌な疲れ方ではない。確実に自分が変わっていることを実感する。
考えることも変わっているし、上司と話すときの話題や話し方も変わっている。
「マネージャーを目指す」という自分の目標に対して、本当に良い経験をしていると思う。
無理をして倒れたりしない程度に休みは入れつつ、6月も過ごしたい。