目線と思考のモード設定
以前、目線と思考の関連性に関する記事を書いた。
最近ではここからさらに発展して、目線とリンクする頭部の力の入れ具合によって、いくつかの思考のモードが存在することが分かった。
具体的には以下の画像と表の通り。
モード | 目線 | 意識する箇所 | 思考状態 |
① | 下 | 目頭あたり | 内省・ネガティブ |
② | やや下 | 前頭葉あたり | 感情的・攻撃的 |
③ | 前 | 頭頂部後ろあたり | 外向的・ポジティブ |
④ | 上 | 首元あたり | リラックス・休息 |
モード①は、目線が下がり、内省・ネガティブ思考に陥っている。昔の自分がまさにこの状態で、本当に自己否定や世の中への恨みしか考えていなかった。二度とここをデフォルトにしてはいけない状態。
モード②は、目線がやや下を向き、感情的・攻撃的になっている状態。何か嫌なことがあったり、客観性を失っているとこのモードに入る。かなり疲れるし、正直このモードでいて良いことはほとんどない。極力避けたい状態。ただ、ピンチの時には使えるかも。
モード③は、目線が前を向き、物事を広く客観的に見られている状態。これが一番良い。自分の感情も含め物事を客観的に見ることができているので、些細なことで動じなくなる。最も落ち着いていて心地良い。24時間365日、このモードでいたい。
モード④は、目線が上を向き、体がリラックスしている状態。寝る時がこんな感じ。寝るまでいかなくとも、少し脳を休ませたいときにこのモードにすると、結構すっきりする。
これまで私は長いことモード①で生きてきて、最近ようやくモード③の存在に気付き、日々そこに留まれるようにトレーニング・意識している。
難しいのは、②と③のコントロール。人間は感情の生き物だし、私自身は結構感情的な人間らしいので、すぐに②に移りやすい。それを③でキープさせるのは結構意識してエネルギーを使う必要がある。
でも、モード③でいることは全体的にメリットが大きいし、自分にとっても明らかにプラスになっている。
毎日の中で「自分」について振り返る機会はあまりないと思うので、常に自分がどのモードにいるのかを意識して日々を過ごしたい。